こんにちは!
浦ノ内養魚場では、9月に採卵したブリの生産を試験的に行っています。
9月にブリの稚魚??と思われるかもしれませんが、水槽内で親魚の成熟をコントロールすることで、通常とは違う時期に採卵することができます。
そして、種苗の生産時期が多様になるほど、成魚出荷の時期も幅広くなり、ブリを周年・かつ安定的に消費者のもとへ提供できる可能性が生まれます。
今回は、その稚魚の水槽内での選別作業についてお伝えします!
ブリはある程度大きくなると『共食い』を始めます。これが、歩留まりの低下やサイズ差を助長する原因になるため、大きさに応じて選別する必要があります。
↑共食いの様子
大小に選別した稚魚は、それぞれ新しい水槽へ収容するのですが、その際に尾数のカウントも行います。
尾数を把握することで、より正確に給餌量と成長等の比較ができるため、データを分析しやすくなります。
選別後は新しい水槽で快適そうに遊泳していました☆
それでは、次回の更新もお楽しみに!