こんにちは!
先日よりシマアジ稚魚の沖出しが始まりました。非常に歩留まりが良く十分量の稚魚を残すことができたので、沖出し前に1回目のサイズ選別を実施することができました。
浦ノ内養魚場を出発した優照丸は、約8時間の航海を経て柏島まで稚魚を運搬していきます。稚魚の受け入れは夕方~夜間になりますが、現地では海上生産部の社員が常駐しておりますので、優照丸が到着する前に小割まで赴き、待機します。
船のカンコにクレーンで吊るした水網を入れて稚魚を掬いますが、なるべく少ない回数で小割へ収容できるよう息を合わせて作業を進めます。冬期の夜間は非常に寒くて暗いので、全ての稚魚が無事に小割へ収容されるまで一瞬たりとも気が抜けません。
(過去のシマアジの沖出しに関する投稿はこちら→2022年、2021年、2020年)
一方、浦ノ内養魚場では新しく建設中の稚魚水槽のセッティングが急ピッチで進んでいます。
全てを業者任せにするのではなく、多くの部分を社員自らで組み立てていきます。作業効率や安全性を考え、これから長く使っていける水槽に仕上げていきます。
昨年の夏から、あっという間に早期ブリが終わり、秋仔マダイが始まり、シマアジが始まり、そしてこれから春仔マダイも始まっていきます。品質の良い稚魚をお客様にお届けできるよう日々邁進していきたいと思います!
それでは、次回の更新もお楽しみに!