シマアジ稚魚の沖出し

こんにちは!

寒い日が続いていますね☃ 南国土佐はいつでも暖かいイメージがありますが、冬は沿岸部でもかなり冷え込むこともあって、先日は場内でも氷が張っていました。

 

さて、浦ノ内養魚場では、シマアジ稚魚の沖出しが順調に進んでいます。

 

こちらは沖出し作業の様子。水槽内の稚魚は取り網で何回かに分けて集められ、十分な酸素と一緒にホースで送り出されていきます。

 

送り出される先は海面生簀・・・かと思いきやそうではなく、優照丸のカンコの中へ。理由は、地先の浦ノ内漁場は冬場に13℃を切ることがあり、まだまだ小さいシマアジや秋仔マダイの稚魚たちの育成には適していないのです。運搬先の柏島漁場では、黒潮の流入によって比較的水温が高く維持されており、そちらで中間育成をスタートします。

 

水槽によっては船までの距離が長く、酸素量や流れるスピード次第では、稚魚が衰弱しかねません。そのため、ホースの出口では、船長達と一緒に状態を確認し続けます。

 

こうしてカンコに収容された稚魚たちは、円を描きながらゆったりと泳いでいました!

 

それでは、次回の更新もお楽しみに!

 

 

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工作機械メーカーなのに稚魚も育てています。マダイ・シマアジの養殖用種苗は『山崎技研』