春仔マダイの選別、数読み

こんにちは!久しぶりの更新となってしまいました( ;∀;)

今回は、弊社の近況を盛りだくさんでお伝えいたします!

 

春仔マダイ【選別】

4月中旬に浦ノ内湾へ沖出しした稚魚たちの選別が進んでいます。この作業で4つのサイズに分類し、更に、飼育密度も薄めるようにしています。

 

春仔マダイ【数読み】

春仔の数読みがスタートしました!3月末に沖出しした稚魚たちですが、大きな斃死もなかったので順調に育っています。

出身水槽ごとの評価をするため、一部の稚魚を持ち帰り、レントゲンを用いた骨格確認も行っています。同じような外観をした形態異常でも、骨格を確認することで遺伝要因か環境要因かを特定できるものもあります。

 

通常期ブリ【比重選別】

鰾(うきぶくろ)が無い稚魚を除去するための作業を行いました。鰾が形成できていないと、将来的に「尾上がり」や「ひこうき」などと言われる形態異常を呈します。選別では、稚魚自身の体比重と高比重海水の差を用いて選別しています。次は2回目のサイズ選別を予定しています!

今回の生産では開鰾率(鰾がきちんと形成できている稚魚の割合)が99.5%でした。開鰾に適した期間に徹底した環境管理を行うことによって、最近の生産では高水準を維持することができています。

 

一方、柏島では一部の出荷を残すのみで、数名の社員が残って管理を続けています。春仔マダイは来月末までに出荷を完了させる必要があるため、これから社員総出で取り組んでいきます!引き続き、稚魚の健康状態をしっかり観察しながら、計画的に数読みや出荷を進めていきたいと思います。

 

それでは、次回の更新もお楽しみに!

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工作機械メーカーなのに稚魚も育てています。マダイ・シマアジの養殖用種苗は『山崎技研』