こんにちは!
浦ノ内養魚場では、春仔マダイの池入れが始まっています。
通常マダイは春に産卵しますが、親魚水槽内は日照時間と水温がコントロールされているので、1月には産卵を開始してくれます。
マダイの卵は「分離浮性卵」といって、1個1個の卵がバラバラに分離していて、海水に浮く特徴を持っています。
写真は採卵した卵をビーカーに入れた様子。水面に卵がたくさん浮いているのが分かりますか??池入れの日には、こうした浮上卵の中からさらに良質な卵を回収し、稚魚水槽へと収容します。
水槽へ収容した後は、水温などの管理に気を付けながら、孵化するまで卵の状態を確認していきます。
無事孵化した仔魚!
写真はビーカーを拡大したものです。白くて細長いものが浮遊しているのが多数確認できると思いますが、これが仔魚です。わずか3mmほどのとっても小さな仔魚ですが、餌を食べれるようになった後はぐんぐんと成長していきます!
それでは次回の更新もお楽しみに!