新年明けましておめでとうございます
昨年は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も社員一同、皆様にご満足頂けるよう更なる努力をして参りますので、昨年同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
今回は、シマアジ稚魚の観察についてお伝えします。
現在浦ノ内養魚場の水槽はどこもかしこもシマアジ。今日収容したばかりの卵のみの水槽もあれば、元気に配合を食べて泳ぎ回る稚魚の水槽まで、日齢は様々です。
水槽で飼育しているあいだ、仔稚魚の計測や状態観察には顕微鏡を使っています。
特に孵化して間もない仔魚の場合、0.01mm単位の違いを成長の判断材料とすることもあり、顕微鏡での測定が必須です。
時間が経過しすぎると、仔魚が萎縮し正確なデータにならないため、手早く測っていきます。
また、顕微鏡では摂餌の状態なども確認します。
給餌しているワムシやブラインシュリンプ等をどの程度摂餌しているのか、消化は順調かなどを1尾ずつ調べます。
腹いっぱいに摂餌して良く消化されていれば、仔稚魚の健康状態も良好だろうと安心できます。
しっかり摂餌して、大きく育ってほしいと思います!
それでは、次回の更新もお楽しみに!