こんにちは!
今年の春仔マダイは大雨や赤潮の影響などを受けることなく、無事に数読みと出荷作業が終了いたしました。
今回は活魚船を用いた春仔マダイの出荷の様子について紹介したいと思います!
出荷を控えた稚魚たちです。網の中に入っている左下の白い小さなものは、お客様の名前や出荷尾数を記入したボードです。
船への積み込みは、基本的には水タモと呼ばれる網を使います。水タモはクレーンで吊られており、これを小割の中へ稚魚を傷つけないように投入します。
水タモと網の間に挟まって稚魚が傷ついたりしないよう、皆の呼吸を合わせて・・・
たっぷりの海水と一緒に掬い取られた稚魚は、船のカンコと呼ばれる輸送スペースに収容されます。この作業を何度か繰り返し、全ての稚魚を手早く積み込みます。
積み終わったらお客様の元へ向けさっそく出発です!
輸送中は船員の方たちが給餌や状態確認をしながら稚魚を管理してくれます。そして、長いときでは12~24時間程度の航海を経て、お客様の生簀へと稚魚が届けられます。
それでは、次回の更新もお楽しみに!