こんにちは!
朝晩はすっかり涼しくなり、海水温も少しずつ下がってきました。
先日、浦ノ内養魚場にて『魚供養祭』と『社内安全祈願祭』を執り行いましたので、今回はその様子についてお伝えします。
当日朝、神官さんが来られたらすぐに紙垂(しで)をいただき、社員が榊に一つずつ取り付けていきます。

魚供養祭は、生産過程で死んでしまった稚魚や親魚の命を弔うために執り行うもので、『この海よ 魚で満ちよ』と彫られた供養碑の前で行います。若手社員は先に手を合わせる先輩たちを注視しながら自分の番を待ちます。玉串を奉奠し、その後に二礼・二拍手・一礼です。

供養祭の後は事務所に場所を移して『社内安全祈願祭』、社員の安全と健康を祈願していただきました。
さて、早期ブリの出荷が順調に進んでいます。陸上水槽にはまだ一部が残っていますが、今年はほとんどの稚魚たちを沖出しして浦ノ内湾内で育成を進めています。地元のモジャコ採捕者の方々に飼育管理を委託し、海上生産部や営業部の社員が一緒に選別や数読み、出荷作業を行っています。来週中には1ロット目の出荷がおおかた終わることでしょう。ここでは、「春は天然、秋は人工」というモジャコ産業が定着しつつあります(‘ω’)!
また、今月中旬から秋仔マダイの生産も始まります。親魚水槽では先月から産卵が始まっており、徐々に卵量も増えてきています。

それでは、次回の更新もお楽しみに!
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