こんにちは~!!
今回は、次の秋仔生産に向けて養成中の、マダイ親魚の様子についてお伝えします!
マダイの産卵時期は自然界では春、だんだんと水温が温かくなる頃です。
春に産卵するマダイに、陸上水槽で秋に産卵させるには、
『これから春ですよ!』とマダイに認識させることが必要です。
そこで、今は水槽の環境を冬の状態にしています。
親魚用の建屋内に入るとひんやり!!
親魚への給餌や観察をしていた担当者に、普段気を付けていることを聞いてみました。
「今の時期は、水槽内の水温が低下するため親魚の餌食いも落ちやすいです。
残餌が出ないよう、状態や摂餌のスピードを確認しながら給餌しています」
↑ 水槽の観察窓から様子を確認中
卵の質は親魚のストレスや栄養状態によっても大きく左右されるため、
適切な管理ができているか、日々親魚状態をチェックしています。
それでは、次回の更新もお楽しみに!