こんにちは!
先日、古満目および浦ノ内漁場で養成しているマダイ親魚の雌雄と形質の確認作業を行いました。
浦ノ内湾で確認作業を行った頃、水温は20℃前後を推移しており、マダイの産卵に適した水温帯となっていました。
産卵時期には卵巣や精巣が発達するため、個々の雌雄を調査するのには最適な頃合いなのです。
雄か雌かを特定することで、陸上の親魚水槽へ収容する尾数も調整できますし、何より近親交配を防いだ掛け合わせができるようになるのも大きなメリットです。
そして、この作業で得たデータ(雌雄、色や形、大きさなど)が、今後の生産用の”エリート親魚たち”を選ぶ上でとても重要になるのです。
それでは、次回の更新もお楽しみに!