ブリの稚魚を沖出し

今回は、試験的に生産しているブリの稚魚についてご紹介します。

 

私たちは昨年12月に親魚を導入し、4月に採卵を試みました。

カンパチと同様の生産管理を行い、先日約15万尾を沖出しすることができました!

 

よく餌を食べ元気に成長しています!

 

ブリは国内での養殖生産量が最も多い魚です。稚魚は流れ藻などにつく習性があり、それを藻ごと大きな網で採捕する『モジャコ漁』で集められます(藻に付く雑魚(じゃこ)でモジャコ)。

 

近年フィーレ加工されたものが盛んに海外輸出されており、人工種苗のニーズも高まってきています。弊社のグループ会社である、水産物加工を行う(株)土佐西南丸が今春稼働を始めており、今後は海外輸出を視野に入れた種苗生産に取り組んでいきたいと思います。

 

それでは、次回の更新もお楽しみに!

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工作機械メーカーなのに稚魚も育てています。マダイ・シマアジの養殖用種苗は『山崎技研』