秋仔マダイの生産

こんにちは!

浦ノ内養魚場では、8月に採卵したブリの出荷がほぼ終わり、陸上水槽では順次秋仔マダイの生産がスタートしています。

 

水槽の稚魚の様子。ブラインシュリンプなどを摂餌しながら元気に遊泳しています。

 

仔稚魚を飼育している水槽は、水温や溶存酸素量など、魚にとって重要な条件を最適に調整することで、それぞれの魚種に適した環境を保っています。

また、そのような環境調整が適切なのか確認することを含めて、毎日顕微鏡で観察し、仔稚魚の状態を細かくチェックします。

 

こうして育てた稚魚は、全長が3~4cm程度の大きさになるタイミングで柏島漁場へ沖出ししていきます。今のところ、11月中旬ぐらいの沖出しスタートを予定しています。

 

ちなみに、皆さん、ブラインシュリンプは見たことありますか??

これは孵化直後のノープリウス幼生と言われるもので、左右の脚を翼のようにピコピコと動かせて水中を移動します。マダイの日齢的に、いまはブラインシュリンプがメインの餌になっており、水槽へ給餌するとアッという間に稚魚たちが摂餌します。

 

それでは、次回の更新もお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOP

工作機械メーカーなのに稚魚も育てています。マダイ・シマアジの養殖用種苗は『山崎技研』