生産工程

工作機械メーカーなのに稚魚も育てています。タイ・シマアジの養殖用種苗は『山崎技研』

rogo.png

_MG_8066.jpg

bar.jpgtop.jpgbar.jpgaisatsu.jpgbar.jpgzigyobu.jpgbar.jpgsyohin.jpgbar.jpgkinkyo.jpgbar.jpgsigoto.jpgbar.jpglink.jpgbar.jpg

HOME > 商品のこだわり > 生産工程

マダイの種苗生産工程

ここでは,弊社におけるマダイの種苗生産の工程を一部紹介します。
生産工程は大きく分けて『親魚養成』→『陸上水槽での飼育』→『海上施設での飼育』を経て出荷となります。
各過程で『山崎技研』の独自の品質管理技術が発揮され,お客様のもとへより良い稚魚をお届けいたしております。

親魚養成

親魚候補は各地の弊社の稚魚を導入していただいている養殖業者の方から成長・形・色の良いものを選び弊社小割生簀で育成します。
その中から,病気に強い遺伝子を持つものを選抜し,さらに,もう一度人の目で魚の良し悪しを再確認して最終的に数十尾を親魚として陸上水槽に収容します。
これまで良い形質を持っているものの選抜を繰り返し,現在は10代目の親魚になります。

ウィルス検査ウィルス検査受精卵種苗生産に用いる受精卵

生物餌料培養

孵化した仔魚には小さな生きたプランクトンを給餌します。
最初は ワムシを給餌し,全長が6mm程度になるとブラインシュリンプを与えます。これらはそのままでは魚に必要な栄養が足りないので,独自の栄養強化をした後,稚魚に給餌しています。
また,弊社では生物餌料の培養,稚魚への給餌を自社開発の機械で自動化して省力しています。

ワムシ ワムシ(シオミズツボワムシ) Brachionus Plicatilisブラインシュリンプブラインシュリンプ
(アルテミア) Artemia sp

ワムシ(シオミズツボワムシ) Brachionus Plicatilis
種苗生産ではほとんどの魚種で初期餌料として用いられている約200μmのプランクトンです。種苗生産の成功の秘訣は安定した良いワムシを培養することです。ワムシの培養が不調になれば稚魚の餌がなくなってしまうので飼育が出来なくなります。そこで,弊社では安定供給が出来るように魚と同様に大切に培養しています。

ブラインシュリンプ (アルテミア)Artemia sp.
耐久卵を購入し孵化させた幼生を卵殻と分離して幼生のみを使用します。
分離の際に卵殻が大量に混入すると稚魚が間違って摂餌し,成長に影響が出るだけでなく,内臓を傷つけてしまうことがあります。
そこで弊社では良い耐久卵を吟味して購入するだけでなく,卵殻が出来るだけ混入しない方法で分離しています。

陸上水槽での飼育

esa_ziki.png

0日齢約3mm

0日齢:孵化したばかりの仔魚にはまだ口も肛門もまだ形成されていないので,餌を食べることが出来ません。口が開くまでは油球と卵黄から必要な栄養を吸収します。 この時期は重要な器官が形成される時期でもあるので小さな変化も見逃さず飼育しています。

4日齢約3.5mm

4日齢:孵化して4日目くらいになると口と肛門そして目が形成され,ワムシを摂餌することができます。 しかし,まだ鰾(ウキブクロ)も鱗(ウロコ)もありませんし,鰭(ヒレ)もこれから形成されるので気が抜けない時期です。

20日齢約10mm

20日齢:20日目にもなると少し魚らしくなってきます。見慣れた背ビレや尾ビレも形成されて水槽内でも自分の力で泳ぐことが可能となってきます。しかし,まだ色素が完全に出来ていないので半透明で背骨が外から確認できます。

38日齢約30mm

38日齢:1か月を過ぎると,形も色も良く見慣れたマダイの形になってきます。この時期には配合飼料のみで飼育しています。しかし,餌が不足すると水槽内で共食いが発生するので給餌量に気をつけています。

沖出し沖出し

沖出し:40日を過ぎると,魚も環境に対して抵抗性がついてくるのでより広い海上施設に沖出しします。 沖出し漁場は主に早期の秋仔は水温の高い柏島漁場,通常の春仔は弊社地先の浦ノ内湾です。

海上施設での飼育

日常管理日常管理

沖出しされた魚は柏島・浦ノ内湾とも日々,観察を欠かしません。 「魚の餌食いはいいか?」「動きはどうか?」少しの変化を見逃さないようにします。 それぞれの漁場では給餌管理を地域の養殖業者の方(プロ)の方に委託しています。その中で得られた小さな意見も逃さず即座に現場の魚に活かすように努力しています。

選別選別

平均7cm程度に育った稚魚をサイズ毎に選別します。 弊社では独自開発した機械を用い選別を行います。 選別作業は熟練した技術者のもと,魚にストレスを与えないように魚体にほどんど触ることなく作業を行います。

数読み数読み

出荷前には,それぞれの注文毎に種苗の数を数えます。 選別と同様に弊社では独自の機械を用い計数します。 それと同時に変形を取り除きます。ちょっとした魚の違いも見分けられる目は機械では出来ません。経験を積んだ目で判断することが「山崎技研」の品質につながっています。